鳥海山修験 山麓の生活と信仰 神田 より子 著 (敬和学園大学教授/1947年生まれ) 2018年3月刊 A5判・364頁・カラー口絵6頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-034-1 C3039 7200円 (税別) |
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鳥海山はその山頂を、山形県遊佐町と、秋田県由利本荘市・にかほ市とで分け、古来、その境界をめぐり相論を繰り返してきた。本書では、それぞれの登山ルートごとに信仰圏をもつ五地区〔蕨岡(わらびおか)・吹浦(ふくら)・小滝(こたき)・矢島(やしま)・滝沢(たきざわ)〕の修験につき、長期にわたる現地調査を行い、多くの史料を発掘して、各修験の独自性と共通性を明らかにした。 |
【主要目次】 |
序 章 鳥海山の修験(古代・中世の鳥海山/近世の鳥海山/ |