近世在地修験と地域社会 −秋田藩を事例に− 近世史研究叢書49 松野 聡子 著 (東洋大学非常勤講師/1982年生まれ) 2018年2月刊 A5判・404頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-029-7 C3321 7900円 (税別) |
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本書は、近世秋田藩領の在地修験寺院(上法寺喜楽院・吉祥山両学院)の所蔵史料をもとに、近世中後期の修験寺院の寺院経営について論じ、村落の上層農であり知識層でもあり、当該地の民間信仰を支えた彼らが、地域社会や藩政において果たした役割についても論じる。 |
【主要目次】 |
序 章 近世修験道史研究の展開と課題 第一部 秋田藩における在地修験統制 第二部 秋田藩領の在地修験寺院と地域社会 第三部 秋田藩における在地修験寺院の寺院経営 終 章 本論の総括と課題 |