神田祭の都市祝祭論
−戦後地域社会の変容と都市祭り−

秋野 淳一(  アキノ ジュンイチ)
(國學院大學大学院特別研究員/1976年生まれ)


2018年2月刊
A5判・658頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-022-8 C3021
13800円 (税別)

本書では、戦後地域社会の変容と神田祭の視点から、都市祝祭としての神田祭を考察することで、現代日本人の伝統的な宗教に対する新しい意味や役割を浮き彫りにして、社会変動と宗教の関係を考察する。
なお、本書では「都市祭礼」とせずに「都市祭り」とするのは、一つの神田祭の中に、多数の観客で賑わう「都市祝祭」の要素と、観客をほとんどみることができない祭りの要素とが併存していて、そこにも新たな役割や意味があると考えるからである。

【主要目次】

序 章 戦後の神田祭研究の意義
第一節 都市祭りの研究史と課題
第二節 神田祭の変遷と研究の課題

第一章 戦後地域社会の変容と神田祭50年の盛衰
第一節 昭和43年〜平成25年の神田祭の変遷
第二節 平成27年の神田祭(御遷座400年奉祝大祭)の分析
第三節 戦後地域社会の変容と神田祭

第二章 新たな町内共同の形と神田祭
第一節 現代の神田祭・蔭祭考
第二節 町会の年中行事の変容と神田祭
第三節 「元祖女みこし」の街の神田祭

第三章 個人と神田祭
第一節 神田神社の神職と現代の神田祭
第二節 町会の個人の活躍と神田祭
第三節 「元祖女みこし」にみる参加者の実態と神田祭

終 章 神田祭の都市祝祭論

資料1 平成25年「神田祭」町会別祭礼行事実施状況
資料2 平成27年「神田祭(御遷座400年奉祝大祭)」町会別祭礼行事実施状況

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