古代中世 山寺の考古学 上野川 勝 著 (日本考古学協会会員/1955年生まれ) 2018年1月刊 A5判・412頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-019-8 C3021 8600円 (税別) |
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本書は、古代中世における北東日本の山岳寺院遺跡・遺構を概観し、その類型化をはかる。ここでいう北東日本とは、畿内周辺から東海・北陸より以北・以東を示し、山岳寺院とは、山林寺院・山寺とも言われるもので、その存続期間や伽藍配置などからいくつかの類型を提示し、山寺の造寺における鍛冶の操業の在り方や、平場遺構から山寺群を分析する。 |
【主要目次】 |
序 章 古代中世山岳寺院研究の視点と目的 第一章 古代中世山岳寺院研究の視点と類型 第二章 古代山林寺院の伽藍と諸施設 第三章 古代東国における山寺の成立と出土文字資料 第四章 日光と北関東の山岳寺院 第五章 畿内と北東日本における大規模平場の出現とその特質 結 章 古代中世山岳寺院の考古学的類型分類と今後の展望
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