時代劇メディアが語る歴史 表象とリアリズム 大石 学・時代考証学会 編 2017年11月刊 A5判・216頁・並製本・カバー装 ISBN978-4-86602-010-5 C1031 3200円 (税別) |
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時代考証学会第5回シンポジウム「時代劇メディアが語る歴史」(2013.11)の記録のほか、特論として、「大河ドラマ放映と観光地」に関する論考4編を収録し、歴史叙述の方法、それにかかわる時代考証の役割、時代劇メディアの受容のされかたなど、その表象とリアリズムの問題を考察する。 | ||
【主要目次】 | ||
時代考証学会 第五回シンポジウム | ||
「時代劇メディアが語る歴史−表象とリアリズム−」 | ||
趣旨説明 | 佐藤 宏之 | |
時代劇メディアと学問・観光の関わり −『鬼平犯科帳』を題材に− |
門野 里苗 | |
マンガと時代考証 −学習マンガを中心として− | (学習マンガ編集) 小泉 隆義 |
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ドラマ美術と時代考証 | (ドラマ美術制作) 岸 聡光 |
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時代劇メディアにおける演じ手の役割 | (俳優)宍戸 開 | |
シンポジウム「時代劇メディアが語る歴史」 パネルディスカッション |
司会:竹村誠 | |
「地域史によるまちおこし」を考える −シンポジウムに参加して− |
小沼 幸雄 | |
「時代劇メディア」制作におけるリアリズム −シンポジウムの成果と課題− |
門松 秀樹 | |
史実かドラマか −時代考証と作品の関係をめぐるシンポジウム参加者の意識− |
門松 秀樹 | |
特論 大河ドラマ放映と観光地 | ||
大河ドラマの衣裳・小道具の展示効果について −『篤姫』『龍馬伝』と鹿児島・高知を例に− |
野本 禎司 | |
大河ドラマ『平清盛』放映と宮島 −宮島の特質と地域文化− |
工藤 航平 | |
大河ドラマと博物館の展示叙述 −福島県立博物館「八重の桜展」ワークショップの記録− |
三野 行徳 | |
会津若松の観光と大河ドラマ『八重の桜』 −悲劇からの復興という物語− |
神谷 大介 | |
大河ドラマと市民の歴史意識 3800円 | ||
時代劇制作現場と時代考証 2400円 | ||