自治体史編纂と史料保存

高橋 実著
(作新学院大学教授)

1997年6月刊
B6判・210頁・並製本・カバー装
ISBN4-87294-78-8
2500円
品切れ
1998年9月 2刷出来

自治体史編纂事業は、地域の幅広い文化運動と史料保存運動という二つの運動を軸にしておこなわれるべきものだということ。
そして、史料の保存問題は、編纂事業の開始と同時に考えておかなくてはならない問題であるということ。
さらに、史料の保存活用の専門機関として文書館を構想するとき、行政文書の管理・保存システムの改編問題も同時に検討しておく必要があること。
これら三つの柱を軸に、自治体史編纂や文書館運動に永年たずさわってきた著者が、具体的に検討する。前著『文書館運動の周辺』の姉妹編。
【主要目次】
第1編 自治体史編纂と史料保存
第1章 自治体史編纂と文書館
第2章 自治体史編纂の思想
第3章 史料の保存と活用
第2編 村方史料の保存と活用
第1章 史料の保存と活用
第2章 近世史料の概要と保存
第3章 村方史料の概要調査
付1  史料整理のなかで考えること
付2  私と史料問題
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