岩田書院ブックレット@ 情報公開の源流 ―30年原則とICA― 小川 千代子著 (国際資料研究所) 1996年11月刊 A5判・116頁・並製本 ISBN4-87294-64-8 1400円 (税別) 品切れ |
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2006年1月4刷出来 | |
今日、世界では「30年原則」として知られる公文書の公開時期の目安がある。これは、ICA国際文書館評議会というNGO(非政府機関)が1968年に提示したものである。本書では、第1章で、ICAのこれまでの活動成果のなかに情報公開の源流をたずね、第2章・第3章で、ICAの概要と、世界の史料保存機関(文書館)の現況を述べ、第4章で、海外の史料保存機関のめぐる身近な話題をとりあげる。 ICAに関する初めてのガイドブック。 |
【主要目次】 |
第1章 30年原則とICA活動 |
情報公開の源流、「30年原則」の提示 世界の記憶プログラム:ユネスコ/ICA 第31回ICA円卓会議 第2回EASTICA総会 |
第2章 ICA国際文書館評議会 |
沿革と概況 組織構成 地域支部 ICA大会 ICA円卓会議 ICAの出版物 |
第3章 世界の文書館事情―ICA調査を読む― |
ICAが1988年に行なったアンケート調査に基づき、世界の文書館事情を報告する。各国中央文書館 記録管理と中央文書館の役割 アーキビストの養成・研修 学術活動と各種サービス業務 文書館に関する一般法令 文書館統計と国際標準の必要性 ほか |
第4章 海外文書館通信 |
ベルサイユ宮殿の文書館長 オスモテック=香水図書館 白雪姫のお城は今… 大統領になったアーキビスト 米国国立公文書館 レコードセンターの立地条件 アーキビストと情報スーパーハイウェイ ウォルト・ディズニー・アーカイブズ EASTICAの発足 香港歴史案処案の意味 薔薇の名前 今日の記録は明日の史料 ほか |
付録 ICA規約 ICA国レベル会員一覧 ICA関連事項年表 |