神と神話の古代史

瀧音能之著

(島根県古代文化センター客員研究員)

1996年9月刊
A5横判・177頁・並製本・カバー装
ISBN4-87294-59-1
2000円


記紀神話とはまったく異なった神話世界をみせる『風土記』神話。
本書は、この風土記神話の世界、とくに『出雲国風土記』にみられる神話を中心に、 古代の神々について書かれた小論5篇を収める。
付篇として、『訂正出雲風土記』を影印版で収録した。


【主要目次】

『風土記』と記紀神話
日本神話とは/『風土記』の神話/歪められた神々
国引き神話と古代出雲の景観
国土創世の形態/国引き神話とは/「北門」の謎/島根半島の景観/八束水臣津野命について/八束水臣津野命の御子神/八束水臣津野命の神名
『出雲国風土記』にみる海神信仰
古代の出雲と海/出雲国の浜と浦/島根郡の海人/恵曇浜をめぐる環境/出雲郡と海人/出雲の海神信仰
葛城の神々
葛城の地/二つの[城氏/賀茂氏と役小角/神々の坐す山/高天原と高天神社/ユニークな神一言主神/高鴨の神アジスキタカヒコネ
神々の地名
地名と神c信仰/安曇/伊勢/出雲/大三島/香椎/鹿島/香取/賀茂/熊野/気多/気比/住吉/諏訪/多/龍田/日吉/宗像
付: 『訂正出雲風土記』影印(100頁)
  出雲国造家の千家俊信(1764-1831)の校訂による『訂正出雲風土記』(文化3年版)を、写真版で縮小して収録。千家俊信は本居宣長門 の国学者で、出雲研究に多大な業績を残した。本書は、出雲国風土記の研究には必須の文献である。


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