西依成齋 基礎資料集


岸本三次編
(号:一筆/福井県立嶺南西養護学校教諭/1954年生まれ)


2005年3月刊
A5判・536頁・上製本・函入
ISBN4-87294-368-6
9900円

儒者・西依周行(号・成斎、1702-97)は、元禄15年、肥後国玉名に生まれ、京都望楠軒の第三代講主として、崎門学望楠軒派(朱子学の一派)の維持発展に尽くした学者であった。
小浜藩主酒井忠貫侯から慕われ、賓師としてしばしば侍講すると共に、義子墨山は藩儒として、安永3年、藩校順造館の創設に尽力した。
寛政9年没、享年96歳。
本書には、成斎が残した詩文や墓誌銘のほか、墨山や門弟たちに宛てた手紙、西依家所蔵の関係資料を収め、伝記篇には、同時代の人物評から近年の人名辞典の記事までを収める。

【主要目次】
【主要目次】
第1部 詩文篇(詩文/墓誌銘・哭文・祭文等/遺墨資料)
第2部 尺牘篇(小浜市立図書館蔵/西宮市立郷土資料館蔵/個人蔵)
第3部 西依家文書他(西依家蔵/小浜市立図書館蔵/飯田家蔵)
第4部 伝記篇
付 西依成斎略年譜
 

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