津村信夫 書簡・来簡集

小久保實編/帝塚山学院大学日本文学会発行

1995年8月刊
B5判・本文124頁・カラー口絵8頁・並製本・カバー装
ISBN4-87294-33-8
1500円


『四季』の詩人津村信夫は、35歳の若さで、1944(昭和19)年6月27日に永眠した。
1994(平成6)年は、ちょうど没後50年になる。その余りにも早い死が戦局の厳しい時にあたり、せっかくの追悼文集も空襲のため陽の目を見なかった。全集全3巻が刊行されたのは1974(昭和49)年、死後30年の時が流れていた。
全集の刊行とはいっても、遺された資料を完全に収録することは至難であり、断簡零墨をも見落とさない理想には、現実にはなかなか到達しにくい。現在の全集には残念なことに書簡が一通もない状態である。……
(本書「後記」より)


 

本書は、津村家所蔵の書簡・来簡を写真版で収録したもので、巻末に、宛先・発信人・消印等を註記する。これらの書簡は津村信夫研究に欠かせぬと同時に、実際に『四季』編集を担当した津村信夫を介しての、『四季』側面史を形成しているともいえる。
書簡26通(小高根二郎宛・杉山平一宛・阪本幸一宛・小川初次郎宛・小山嘉代子宛他) 来簡295通(丸山薫・萩原朔太郎・室生犀星・三好達治・堀辰雄・竹中郁・中原中也・太宰治他)

本書は、帝塚山学院大学日本文学会が会員研究用に製作したものですが、多少残部がございますので、岩田書院までお申込みください。


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