イエズス会士とキリシタン布教

ルイス・デ・メディナ著
(ローマイエズス会歴史研究所/1927-2000)

2003年4月刊
A5判・330頁・上製本・函入

ISBN4-87294-276-0
8900円

メディナ師は、日本での26年余の宣教活動中に、山口にサビエル資料館を創立し、1981年にはローマのイエズス会歴史研究所に赴任し、研究生活を続けていたが、2000年4月に帰天された。師は、司祭・歴史研究者として、自分の与えられた能力や語学力、それに好奇心を駆使して、ローマにある史料を日夜探索し、貴重な文書を発見し、キリスト教史学の専門家たちに新たな問いを提示した。しかも日本に限らず韓国や他の国の多くの信徒たちにも波紋をなげかけた。
【主要目次】
はじめに(山岡三治)
イエズス会士ホアン・デ・トーレス
―ヴィオラ奏者・日本人宣教師通訳―
七歳で大人の劇の渦中に/最も幼い同宿/ヴィオラの修業/ルイス・フロイスと共に京都へ/イエズス会士・通訳、再び京都へ。信長との会見/山口。毛利輝元への使者/再び京都へ、堺において/下、豊後における使徒職/イエズス会士として公の名簿に登録。一貴人に教理を説く/薩摩の進攻と退却。大友宗麟/大名と同じように人々が服従した/車の逆行。耳川の悲劇/巡察師/ペドゥロ・ゴメスの伴侶―玖珠の布教/志賀の長子/秀吉軍の従軍司祭。豊後と別れる/多人数の再追放/秀吉の最後の10年/徳川の初期10年/領地の主
キリシタン布教における琵琶法師の役割について
―イエズス会日本関係史料研究会報告―
ルイズ・デ・メディナ報告へのコメント(浅見雅一)質疑応答/フロイス『日本史』から
韓国人キリシタン大田ジュリアをめぐって
日本イエスス会と韓国/大田ジュリアとその伝承/ジュリアの生涯/新史料
最初の高麗人イエズス会士
―殉教者・福者ガヨ(1571-1624年)―
周防・長門 キリシタン墳墓
福山教会『むぎのほ』より/細江教会『ぶどうの樹』より/メディナ神父『銀祝』より
『遥かなる高麗
―16世紀韓国開教と日本イエスス会―』より
ルイス・デ・メディナ神父を偲んで
内田芳人/清水紘一/中川照子/西村圭子/朴洋子/山岡三治/JOSE M.DEVERA
あとがき(清水紘一)
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