白山・石動修験の
宗教民俗学的研究


由谷裕哉著
(小松短期大学助教授)
http://www.komatsu-c.ac.jp/~yositani/jindex.htm

1994年2月刊
A5判・496頁(写真68・図表36)・上製本・函入
ISBN4-87294-11-7
7900円


これまで、白山と石動山という北陸地方の霊山については、郷土史―地域史的な観点から「霊山信仰史」が試みられたり、あるいは仏教民俗学の観点から、全国的な修験道の本質を探る素材として言及されてきたりしたが、そこに依拠した修験の、時代毎の宗教的性格などについては、ほとんど探求されてこなかった。
本書は、この問題にここ十年来とりくんできた著者の論文集で、白山・石動山に依拠した修験に関わる縁起や儀礼を、その宗教的意味の探求という視角から分析したものである。1993年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」交付図書。


【主要目次】

序 論 対象と方法の設定

第1部 白山修験の宗教民俗学的研究
序 章 白山の宗教的環境とその位置付け
第1章 『泰澄和尚伝』と越前白山の修験
第2章 『白山記』と加賀白山中宮の修験
 付論 中世加賀白山の組織・荘厳講に関する研究について
第3章 『白山禅頂私記』と中世後期の加賀白山修験
第4章 近世美濃禅定道の祭りとその意味
第5章 加賀白山における排仏論

第2部 石動修験の宗教民俗学的研究
序 章 石動山の宗教的環境概観
第1章 中世石動修験の縁起と宗教的性格
第2章 中世後期石動修験の宗教的性格再考
第3章 近世石動山の縁起
第4章 築山祭祀の成立と意味の変遷

要旨/著者既発表関連論文概要/欧文要旨


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