仙台伊達氏一家鮎貝家録
芦立家伝文書

芦立 光之編
(芦立家当主/1926年生まれ)

2004年3月刊 
ISBN4-87294-034-2
A5判・396頁・上製本・カバー装
10000円
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仙台伊達氏の一家である鮎貝家の家老であった芦立家(気仙沼市松崎)に伝わる史料を翻刻。
【収録史料】
御記録編集
鮎貝家が松崎村に所拝領となった寛文年間から天明七年まで(1666-1787)121年間の重要文書を、家老芦立三左衛門が手控えとして書き写した。
鮎貝家中俸禄名籍録
鮎貝家(伊達氏一家 100貫文)、家士29名、足軽3名、医師3名の、知行高、役職、通称、諱、年齢及び家族の名と年齢を記す。
天明年間御用留
天明元年六月(1781)から、天明三年(1883)まで、伊達重村代鮎貝家(志摩盛益代、名代兵庫盛辰)仙台屋敷留守居の業務日誌。家老増野治郎左衛門・増野三郎左衛門が記録。
弘化二年御用留
弘化二年(1845)参勤交代に当たり、仙台伊達家(義邦代)若年寄であった鮎貝盛成に従った家老芦立三左衛門が手記した、江戸詰め一年間の行事、届、報告、応答文、金品出納等主要業務の詳細記録。
安政五年御用留
安政五年(1858)、鮎貝家(兵庫盛成代)の月番家老によって記録された、国元在所方における主要業務記録。
安政七年御用留
安政七年(1860)、鮎貝家(兵庫盛成代)の月番家老によって記録された、国元在所方における主要業務日誌。
慶応三年御用留
慶応三年(1867)、在所松崎村で没した鮎貝盛成の葬儀記録。
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